ChatGPTとMiriCanvasでプレゼン資料を作る方法|構成からデザインまでの実践手順

※本記事にはアフィリエイト広告を含みます。紹介するサービスは、実際の用途や使い方を確認したうえで紹介しています。

ChatGPTを使えば、プレゼン資料の構成や文章を短時間で考えることができます。
ただし、文章を作っただけでは、そのまま見やすいプレゼン資料になるわけではありません。

そこで今回は、ChatGPTで資料の構成や文章を整理し、MiriCanvasを使ってスライドの形に仕上げる流れを実際に試していきます。

AIにすべてを任せるのではなく、ChatGPTには「内容を考える部分」、MiriCanvasには「見せ方を整える部分」を手伝ってもらい、最後は自分で確認・修正する方法です。

1.まずプレゼン資料の目的を決める

プレゼン資料を作るとき、いきなりスライドの文章やデザインを考えると、途中で内容がまとまらなくなることがあります。

そこで最初に決めたいのが、「誰に」「何を伝えて」「どうしてほしいのか」です。

例えば、社内で新しい業務改善案を説明する資料なら、

・誰に見せるのか
・現在どんな問題があるのか
・何を改善したいのか
・相手に何を判断してほしいのか

といった条件を先に整理します。

私なら、こうした条件をChatGPTに伝えて、まず資料全体の方向性を整理してもらいます。

例えば、

「社内向けに業務改善案を説明するプレゼン資料を作りたい。上司に現状の問題点と改善方法を理解してもらい、実施の了承を得ることが目的です。必要な構成を考えてください。」

のように頼みます。

最初に目的を明確にしておくと、その後に作る見出しや文章もズレにくくなります。

2.ChatGPTでプレゼン資料の構成を作る

目的が決まったら、次はプレゼン資料全体の構成をChatGPTに考えてもらいます。

ここでいきなり各スライドの文章を細かく作るのではなく、まず「何枚くらいの資料にするか」「どんな順番で見せるか」を決めます。

例えば、先ほどの業務改善案なら、私はChatGPTに、

「5〜6枚程度のプレゼン資料にしたいです。1枚目から最後まで、各スライドのタイトルと、入れる内容を簡潔に考えてください。」

のように頼みます。

すると、例えば、

1.タイトル
2.現在の問題点
3.問題が起きている原因
4.改善案
5.改善した場合の効果
6.実施に向けた次のステップ

といった形で、資料全体の骨組みを作れます。

この段階では、完成した文章を作ることよりも、「何をどの順番で伝えるか」を決めることが重要です。

構成が先に決まっていれば、その後に文章を短くしたり、スライドごとに内容を整理したりしやすくなります。

ChatGPTを使った資料作成の基本的な流れについては、「ChatGPTで仕事の資料作成はどこまでできる?たたき台から完成までの使い方」でも詳しくまとめています。

3.ChatGPTで各スライドの文章を短く整える

構成が決まったら、次は各スライドに入れる文章をChatGPTで短く整えます。

プレゼン資料では、文章をそのまま長く載せるより、要点だけを短く見せた方が伝わりやすいことがあります。

例えば、ChatGPTに、

「この内容をプレゼン資料用に、1スライドにつき3〜5行程度で簡潔にまとめてください。」

と頼みます。

さらに、

「箇条書きにして」
「一文を短くして」
「重要な数字や結論を目立たせて」

と条件を追加すると、スライドに使いやすい形に整えやすくなります。

ここでも、ChatGPTが作った文章をそのまま使うのではなく、内容や数字が正しいか自分で確認します。

特に会社の資料では、社内ルール、売上数字、日付、固有名詞など、AIだけでは判断できない情報が含まれることがあります。

ChatGPTには文章を短く整理してもらい、最後の確認は人間が行う。

この役割分担にしておくと、スライドの文章を作る時間を減らしながら、内容の確認も残せます。

4.MiriCanvasでスライドのデザインを作る

ChatGPTで資料の構成と文章を整えたら、次はMiriCanvasでスライドの見せ方を作っていきます。

MiriCanvasには、AIプレゼンテーション機能があり、作りたい内容を入力すると、スライドの構成やデザインのたたき台を自動で作成できます。

私なら、ChatGPTで作った構成や要点をもとに、MiriCanvas側でデザインを整えていきます。

基本的な流れは、

1.作りたい資料の内容を入力する
2.デザインを選ぶ
3.AIが作った構成や内容を確認する
4.必要な部分を修正する
5.スライドを生成する
6.最後に文字・画像・レイアウトを整える

という形です。

MiriCanvasで作ったスライドは、あとから文章や画像、レイアウトを修正できます。完成後はPDFやPPTX形式などで書き出すこともできます。

無料プランでもAIスライド生成を試すことができるため、まずは自分の仕事で使いやすいか確認してから判断するのがいいと思います。MiriCanvas公式では、無料プランで毎月5回・最大30枚までAIスライドを生成できると案内されています。

実際に資料作成で使えるか確認したい人は、MiriCanvasを無料プランから試してみる方法があります。

MiriCanvasの無料版で使えるAIプレゼンやPPTX出力、テンプレートなどの機能と制限については、「MiriCanvas無料版はどこまで使える?AIプレゼン・PPTX・テンプレートを実際に確認」で詳しくまとめています。

5.AIで作った資料をそのまま使わない

ChatGPTやMiriCanvasを使うと、短時間でプレゼン資料のたたき台を作ることができます。

ただし、AIが作った内容をそのまま完成品として使うのは避けた方がいいと思います。

特に仕事で使う資料では、

・数字や日付が正しいか
・会社独自のルールと合っているか
・相手に誤解される表現がないか
・必要な情報が抜けていないか
・デザインが内容より目立ちすぎていないか

といった点を確認する必要があります。

ChatGPTは文章や構成を考えるのは得意ですが、社内事情や最新の数字まで正しく把握しているとは限りません。

MiriCanvasも、短時間で見やすいデザインを作るための道具として便利ですが、どの情報を強調するべきかまで最終的に判断するのは人間です。

私は、AIには「最初のたたき台を早く作る部分」を任せ、最後の確認と修正は自分で行う使い方が一番実用的だと考えています。

6.ChatGPTとMiriCanvasを使うと資料作成はどう変わるか

ChatGPTとMiriCanvasを組み合わせると、プレゼン資料を作る流れを分けて考えやすくなります。

ChatGPTでは、

・資料の目的を整理する
・全体の構成を考える
・各スライドの文章を短くする
・表現を整える

といった「内容を考える部分」を手伝ってもらいます。

一方、MiriCanvasでは、

・スライドのデザインを作る
・文字や画像を配置する
・レイアウトを整える
・完成した資料を書き出す

といった「見せ方を整える部分」を進めます。

これまで資料作成では、内容を考えながら同時にデザインまで決めようとして時間がかかることがありました。

しかし、文章とデザインを別々の工程として考えることで、「まず内容を決める」「そのあと見せ方を整える」という流れにできます。

AIを使う目的は、すべてを自動化することではなく、自分が時間を使わなくてもいい作業を減らすことだと思っています。

まとめ

今回は、ChatGPTとMiriCanvasを使ってプレゼン資料を作る流れを紹介しました。

私なら、

1.資料の目的を決める
2.ChatGPTで全体の構成を作る
3.各スライドの文章を短く整える
4.MiriCanvasでデザインを作る
5.最後に内容とデザインを自分で確認する

という順番で進めます。

ChatGPTだけでも文章や構成は作れますが、実際のプレゼン資料として見せるには、デザインやレイアウトを整える作業も必要です。

そこで、ChatGPTには「考える部分」、MiriCanvasには「見せる部分」を手伝ってもらうことで、資料作成全体の時間を減らしやすくなります。

まずは無料で使える範囲から試し、自分の仕事で本当に時間を減らせるか確認してから使い続けるか判断するのがいいと思います。

ChatGPTを仕事で使うためのAIツールや作業環境については、「ChatGPTで仕事を効率化するために必要なもの5選|AIツール・本・作業環境の選び方」でもまとめています。