行政書士試験の記述式は、択一式とは違って「分かっているつもり」だけでは答えられません。
必要な知識を思い出し、それを限られた文字数の中で文章にする必要があります。
私自身、勉強していて「内容は何となく分かるのに、文章として答えられない」ということがあります。
そこで試しているのが、ChatGPTを記述式の練習相手として使う方法です。
今回は、会社員として行政書士試験を勉強している私が、ChatGPTを記述式対策にどう使っているのか、実際の方法と注意点を紹介します。
1.最初から答えを作ってもらわない
ChatGPTに記述式問題を見せれば、すぐにそれらしい答案を作ってもらうことはできます。
しかし、それでは自分の記述力の練習にはなりません。
そのため私は、まず自分で答案を作ります。
完璧でなくても、分かる範囲で書いてみます。
そのうえでChatGPTに、
「この答案で重要な論点が抜けていないか確認して」
「内容は変えず、もっと短くできる部分を教えて」
と頼みます。
答えを作ってもらうのではなく、自分の答案を改善するために使う。
これが、今のところ記述式対策で一番使いやすい方法だと感じています。
2.文字数を削る練習に使う
行政書士試験の記述式では、内容が合っているだけでなく、限られた文字数の中で必要なことを書く力も必要です。
私は、自分で作った答案が長くなったときにChatGPTへ、
「意味を変えずに、もっと短くできる部分を教えて」
と頼むことがあります。
ここで大事なのは、ChatGPTに完成答案を作り直してもらうのではなく、どこを削れるのか、その理由を確認することです。
例えば、同じ意味を繰り返している部分や、なくても意味が通じる言葉を指摘してもらいます。
それを見ながら自分で書き直すことで、短い文章で必要な内容を伝える練習になります。
3.別の聞かれ方でも答えられるか試す
一つの問題を覚えて答えられるようになっても、少し聞かれ方が変わると答えられないことがあります。
そこで私は、一度理解した論点についてChatGPTに、
「同じ論点を使って、聞き方を変えた記述式問題を作って」
と頼むことがあります。
そして、もう一度自分で答案を作ります。
これで答えられなければ、最初の問題の答えを覚えていただけで、制度そのものはまだ十分に理解できていない可能性があります。
同じ知識を違う角度から使えるか確認する。
この練習は、記述式だけでなく択一式の理解にも役立つと感じています。
4.ChatGPTの答案をそのまま正解にしない
ChatGPTは文章を作るのが得意なので、一見すると完成度の高い記述答案を出すことがあります。
ただし、その文章が行政書士試験で本当に正しい答案とは限りません。
法律の解釈を間違えたり、必要な要件が抜けたりする可能性もあります。
そのため私は、ChatGPTの答案を見ても、それだけで正解とは判断しません。
重要な論点については、参考書、条文、過去問の解説などで確認します。
私にとってChatGPTは、
「模範解答を決める先生」ではなく、「自分の答案を鍛える練習相手」
です。
この距離感で使う方が、記述式対策では安全で実用的だと感じています。
まとめ
ChatGPTは、行政書士試験の記述式答案を代わりに作ってもらうためだけに使うと、自分の練習にはなりにくいと思います。
私は、まず自分で答案を作り、
論点の抜けを確認する。
文章を短くする。
別の聞かれ方でも答えてみる。
という練習相手として使っています。
そして、法律上の正しさは参考書や条文、過去問の解説でも確認します。
自分で考える部分と、AIに手伝ってもらう部分を分ける。
これが、今のところ私が記述式対策でChatGPTを使ううえで一番大切だと感じていることです。
今後も実際に記述式対策を続けながら、使いやすかった方法だけでなく、うまくいかなかった使い方も記録していきます。

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